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第1回:すごく調子よく臨めた数少ない大会。
| 奥原 | 皆さんのおかげでFC東京に戻れる事ができました(拍手)
(この4月から東京ガスからFC東京普及部へ出向しチームに復帰) どうもありがとうございます。 |
| 荒川 | 一応、引退されてちょっとしてから
『サッカーダイジェスト』っていう雑誌で
書かせて頂いて・・・・・・床暖房の事を(笑)
その後どれだけ売れたんだろうと。結構売れたんですか? |
| 奥原 | あー、結構売れましたねぇ(笑)
自分でも頑張ったと思いましたね。 |
| 荒川 | 名古屋戦に話を戻しましょう。先制ゴール、すばらしかったです。 |
| 奥原 | ありがとうございます。
あのー、10年くらい前の話のような気がして・・・(笑)
確か、東京ガスに入部してから、すぐ怪我したんですけれども、
大した活躍してなかったはずなんですよね。
詳しい方は良く知ってると思うんですけれども。
1回戦の大学生とやるところ(関西大学戦)から
ぼくとしてはすごく(コンディション的に)調子よく臨めた、
数少ない大会の一つなので、
コンディションがよければこれくらい奥原はやるぞ、
みたいなところはあったんですよね(会場沸く)
まあ、そういう大会だったのかな、と。
でも、ぼくの好調さとは裏腹に、
当時の監督(大熊清:現・U18/U20日本代表監督)はグランパス戦も
俺にしようか、コバ(小林成光)にしようか、
蓮見(知弘:現・ベガルタ仙台育成部)にしようか、
という感じだったみたいで、グランパス戦の3日前、
紅白戦の時にはBチームスタートだったんですよ。
2回戦の愛媛FCユース戦、Vゴール決めてんですよ。
学生に強いとか、よく言われてるんですけど(笑)、
天皇杯初戦3点入れて、次の試合Vゴール決めてるんで、
次も頑張ろうと思ったら、紅白戦でBチーム。
こりゃヤバいと思って、その紅白戦の前半で腐らずに頑張ったら
後半、じゃあ、というのでAチームでプレー、っていう事がありまして、
どうなのかなと思っていたんですけど、
前日の夜のミーティングでスタメンが発表されて、
まずスタメンになった事が嬉しかったし、
その期待に何とか応えたいという気持ちが強くありました。
あのショートコーナーで1点目だったんですけれども、
あれはあのー、パスが岡島(清延:現・株式会社東京スタジアムに勤務)・・・
あ、「岡島」って言うと殺されちゃうんですけれども(爆笑)、
ぼくの頭が上がらない人ベスト3の中に入る人なんですが、
岡島さんから絶好のパスが来て、
「これは絶対に外せない」というのがあって、
あのー、ってすごい真実こもったヘディングシュート。
自分を蹴ったくらいいいボール来ちゃって・・・
これやべー、外したらどうなるんだろーというのは
あったんですけど(話の間大爆笑)。 |
| 荒川 | それは使命感だったんですか? |
| 奥原 | 使命感というより、こわい。恐怖(笑)。 |
| 荒川 | 当時、奥原さんにとって岡島選手って、どんな存在だったんですか? |
| 奥原 | どっかで一回言ったような気もするんですけど、
この年の後に岡島さん引退されたんですけれども、そうなると、
とりあえずぼくと新絛(宏喜:現・東京ガス社員、中央大学出身)の動きは
30%落ちるぞ、と言ってたくらいで(笑)
「どうしようかな、頑張ろうかな」って時に、
「おいっ、タカシ!!(怒)」って言われると頑張っちゃう、
みたいなそういう感じですね。 |
| 荒川 | 恐いですね、中央って(笑)
・・・2点目の話をお伺いしましょうか。 |
| 奥原 | 2点目。まず、あのーここで断っておきたいんですけど、
触んなくてもタロウ(岡元勇人:現・東京ガス社員)の
ヘディングシュートが入ってたんじゃないかっていうのが
あると思うんですけど、あれは、外れてるんです。
自分がオフサイドの位置にいるかなというのがあったんで
触ろうか迷ったんだけども、
ちゃんとポストの位置とボールの軌道を確認して
ゴールに入れた記憶が自分の中であるので、
もしぼくが触ってなければ、
ポストに当たって外に出ているはずのボールだ、
と今でも確信しているという・・・(場内オー) |
| 荒川 | 今でも確信しているという事はあのー、
岡元選手がいちゃもんつけられたっていうことはありますか?(笑) |
| 奥原 | 逆にタロウから「あれは外れてた」といわれたんで、
ぼくの中では「あ、よかった」というのはありますね。 |
| 荒川 | 自己申告があったんですね。 |
| 奥原 | そうですね。
あれはポストに当たって外れるという軌道だったと。
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(つづく)
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